戸定邸までの誘導サインを考えてみた

こんにちは。長い夏の季節も終わり、ずいぶんと過ごしやすい気候になってきましたね。千葉大学 松戸キャンパスでもキンモクセイの香りを強く感じる今日この頃です。

先日、戸定が丘歴史公園内にある松雲亭をお借りして、松戸市役所の方や松戸市景観アドバイザーの方に向けて、我々がデザインした誘導サイン案の発表会を行いました!当日の様子をご紹介いたします。



当研究会ではいままでワークショップや現地調査などで様々なサインを見てきましたが、実際に自らサインを考案することはありませんでした。そこで今回、新たな試みとして、松戸駅から戸定が丘歴史公園(戸定邸)までのサインデザインをコンペ形式で考えてみました。

とは言っても学生が考えたデザインですので、色や文字、掲出方法など、実務的な部分で欠けるところがあります。そこで色彩の専門家をお招きして、改善点などをフィードバックいただこうと思い今回の集まりが実現いたしました。

フィードバックでは現在置かれている戸定邸までのサインをおさらいした上で、実際にどのようなサインなら松戸市に馴染むかや、設置の話、管理の話など、多方面から多くの意見をいただきました!

確かに!なるほど!と考えさせられるご意見ばかりで、大変参考になりました。今回我々が考えたサインが実際に設置されることはありませんが、今後の公共サインを考える上での参考になったと思います。



フィードバックの後には、戸定が丘歴史公園から松戸駅まで、実際に歩きながら公共サインをチェックしました。いままで流し見していたサインの細かい色味や設置主体まで、深く掘り下げてみることで、多くの課題や修正案などがわかりました。

今後の研究会の活動にも大きく影響する、大変勉強になる一日でした。ご協力いただきました皆様ありがとうございました!

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