海外の公共サイン~スペイン編~

久々の更新となります。今回は海外の事例をご紹介したいと思います。

一大観光地としても有名なスペイン バルセロナは、1992年にオリンピックが行われたことや、地下鉄が発達していることでも有名ですね。

地下鉄は路線ごとに色と数字をふっており、一目でわかるように工夫されています。ただ、日本の地下鉄のように、各駅に番号はふられていないようです。

また、上の写真を見てもらうとわかるように、カラーバーコードが地下鉄駅の入口につけられています!

カラーバーコードがここまで普及しているのかと少し驚きでした。

どうやらこれは地下鉄を運営しているバルセロナ交通局が掲出しているようです。


街中でも色々なサインを見つけました。

ポケットパークに置かれているサインはピクトグラムだけになっており、誰が見ても一目で公園内のルールがわかりますね。


街中の誘導サインは矢羽根型で、色彩・形態が統一されていました。矢羽根の色には群青色と茶色が使われ、景観に配慮していることが伺えます。2色の使い分けはわかりませんでした。ご存知の方がおりましたら教えていただきたいです。

そして誘導サインの下部には周辺地図がくっつけられています。少し出っ張っていて不格好ですが、このサイン一つで誘導サインと案内サインの二つの役割ができるので便利ですね。

最後に他と少し違うなと感じたことをお伝えします。

上の写真は空港の非常口を示しているサインですが、矢印の向きに違和感を覚えませんか?地下鉄などでもそうでしたが、バルセロナの「直進」の矢印は下向きなんです!歩いていて「下に降りるの?」と少し戸惑いました。

ヨーロッパ全土でそうなのか、今後も調査を続けます。ちなみにロンドンの空港では上向きでした。スペインだけなのかな?

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